レーザーが兵器として活躍するのは、もはや映画やアニメの世界だけではありません。
レーザー技術を利用した対物レーザー兵器は、今日も着々と進歩を続けているのです。
『THEL』と言う兵器を聞いた事がありますか?(普通、無いですよね・・・。)
これはアメリカとイスラエルが共同で開発している『Tactical High Energy Laser』と言う、対空レーザー兵器です。日本語だと『戦略的高エネルギーレーザー砲』とでも呼べば良いのでしょうか。
因みにこれのモバイル版(=移動可能タイプ)は『MTHEL』(=Mobie THEL)と呼ばれ、車載などが可能な為、移動しながらの攻撃が可能なのです。
5kmほどでの距離での攻撃が有効で、今までの兵器と比べると約$3,000/攻撃と、対費用効果が抜群との事です。(・・・と言う事は、何と今まではそれ以上かかってたという事ですね。戦争はお金がかかる訳です。)
次は飛行機に搭載されるタイプです。
どうやらTHELとはちょっと違うレーザー技術の様ですが、もっとSFチックな兵器で『ABL』と言うのは聞いた事がありますか?(だから・・・、普通無いですよね)
これは『Airbone Laser』の略で、日本語に直すと『空中発射レーザー』と言う所でしょうか。
目標物のモニタリングからその位置のフィードバックなどが必要なのかもしれませんが、今までの迎撃ミサイルなどと違い、レーザー=光は瞬時に目標物まで届く為、これらの完成形では間違い無く100%の精度での迎撃が可能になる事でしょう。
POPSCI.COMには、『ABL』内臓の飛行機の内部構造画像が公開されています。
いやあ、凄い世の中になったものです。
でもやっぱり平和が一番ですね。
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