光は真っ直ぐに進みます。
しかし様々な物体との相互作用により、色々な変化球的な挙動を示します。
それは私達の身の周りで頻繁に起こっているのですが、普段気に留める事は無いかと思います。
しかしその挙動を、私達は生活の中で色々と利用しているのです。
今朝起きてから、鏡を見ませんでしたか?
車を運転する時、バックミラーなどで後方を確認しませんか?
何で見ている方とは逆のモノが見えるのでしょうか?
視力が低い人はメガネやコンタクトレンズを着けていませんか?
小さいモノを見る時に虫眼鏡を使いませんでしたか?
何で視力が矯正されたり、大きく見えたりするのでしょうか?
これは光の『屈折』と言う挙動を利用したものです。
地下で無い限り、ほとんどの部屋には窓があるかと思います。
ほとんどの窓はガラス板が嵌め込まれていますが、何で外が見えたり、明かりだけは中に入って来るのでしょうか?
これは光の『透過』と言う挙動を利用したものです。
それ以外の光の主な挙動には散乱、吸収、散乱、干渉などがあります。
下記は正確な図ではありませんが、それぞれのイメージの参考としてください。
1) 反射の例 : 鏡、物体の可視化など
2) 屈折の例 : 虫眼鏡、メガネ、虹など
3) 透過の例 : ガラス、色セロファンなど
4) 吸収の例 : 色の発生、コタツなど
5) 散乱の例 : 空、雲、朝夕焼け、瞳の色など
・・・そうです、私達の生活は光の性質で満ち溢れているのです。
光にはもっと感謝しなければいけませんね。
No TweetBacks yet. (Be the first to Tweet this post)
関連する他のオススメ記事
同じカテゴリー内の記事空はなぜ青く見える? 次→ |
どうせ買うなら安心の専門店で! |