巷で販売されているレーザーポインターは、ついこの間まではレッドレーザーだけでしたが、ようやく最近では視認性が高いと言う事でグリーンレーザーが高価なのにも関わらず珍しくなくなってきました。
流行に敏感な人は、更に最新の『ブルーレーザーポインター』と言うのを聞いた事があるのでは無いでしょうか?
・・・ところがどっこい(古い?)、それ以外にもレーザーポインターの種類はあるのです。
現状で市販されている全てのレーザーポインターの種類を、波長が長い順に並べてご紹介しましょう。
波長 | イメージ | |
赤外(IR)レーザー ポインター |
1,064nm 980nm 808nm |
![]() |
レッドレーザー ポインター |
670nm 650nm 635nm |
![]() |
オレンジ/イエロー レーザーポインター |
593.5nm | ![]() |
グリーンレーザー ポインター |
532nm | ![]() |
ブルーレーザー ポインター |
473nm | ![]() |
.
赤外(IR = Infra Red)レーザーポインターは人の目では認識できないので、一般のレーザーポインターとは異なり特殊な専門的用途でしか使用されません。
(直接は目で見えない為に、どこをポイントしているかは写真の様に専用の蛍光紙などを用いないとわかりません。)
オレンジ/イエローのレーザーポインターは、グリーンレーザーポインターと同じ様な波長変換技術が必要です。
且つ実用途が限られる為にあまり量産されてないので、希少価値により価格が高くなってしまっているのが現状です。
グリーンレーザーよりも低いがレッドレーザーよりは視認性が高ので、グリーンやレッドなどの色に飽きてしまったと言う『レーザーマニア』の方には、『アリ』なレーザーポインターだと思われます。
ブルーレーザーポインターは色がとても綺麗で、最近ではBlu- rayなどの活躍により多少は量産効果により安くなってきた感はあるのですが、まだまだブルーレーザーダイオードは”極めて高い”のが現状です。
それに加えてレッドレーザーと比べ視認性が低く、価格も凡そ40-50倍と言う現状を考慮すると、レーザーポインターとしては実用的とは言えないでしょう。(格好は良いのですが・・・)
勿論、これ以外にもレーザーポインターでは無く、『レーザー』としては様々(無限)の波長(=カラー)のものがあり、理化学や産業分野などで大活躍をしています。
今注目の『レーザーTV』 や『レーザープロジェクター』は、レッドレーザー+グリーンレーザー+ブルーレーザーでTVの原理でお馴染みの『RGB』を作り出し、無限の色を再現しているのです。
No TweetBacks yet. (Be the first to Tweet this post)
関連する他のオススメ記事
同じカテゴリー内の記事 |
どうせ買うなら安心の専門店で! ![]() |