
それにしても夕焼けって何か神秘的で綺麗ですね・・・。
日暮れ時になると、青い空はだんだんと地表に近づくにつれて赤みを増していきます。
地球は自転しているので、イメージとして日中は太陽光は真上から降り注ぎ、夕暮れ時は横方向から当たるイメージとなります。

朝方や夕方は、大気中に水蒸気やチリなどが多くなり、これらにより、より光が散乱しやすい状態になります。
大気の上の方では太陽から放たれた青い短い波長は散乱されきってしまい、残った赤い長い波長のみが地上に届きます。
その為、夕方は地表面に特に近い部分では空が赤く見えて、私達はこれを『夕焼け』と呼んでいるのです。
雨上がりは大気が綺麗になっていますので、夕焼けの赤は少し薄くなります。
逆に長く雨が降らないと大気は汚れたままですので、夕焼けはより赤く見えるのです。
(実は夕焼けはレイリー散乱以外にも、ミー散乱による水蒸気や塵による散乱の影響も受けるのです。)
因果なもので、空が汚れていればこの現象は赤くハッキリと見える訳です。
この夕焼けの説明は『朝焼け』にも通じるのですが、でも、朝焼けがあまり見られないのはどうしてでしょうか?
上でも書きましたが、『大気が汚いと、この現象は”より赤く”見える』訳です。
夜から朝にかけては人間の活動は極端に少なくなり、その夜間、『大気は自浄作用により”綺麗”な状態に戻るので朝の朝焼けは”薄い”』のです。
そして『日中の人間の活動は、大気を十分に”汚す”ので、夕方には”ハッキリ”とした夕焼け』が見えるのです。
空気が綺麗な地方では夕日は薄く、都市部や工場の側などで夕焼けが真っ赤なのは、そう言う訳なのです・・・。
火山などが噴火した後は、大量のチリなどが空を舞い続ける為、更に禍々しいほどの不気味な真っ赤な夕焼けが見える事があります。
1963年のインドネシアのバリ島にあるアグン火山の噴火後に、遠く離れたアメリカのアリゾナ州では夕刻に不気味な夕焼けが、何と6年間も続いたと言う報告があります。
火山の噴火物質は高度20km以上の成層圏に巻き上げられてしまい、それを成層圏で吹いているは50m/秒からの超強風が、わずか20日間もあれば地球を一周させるそうです。
その他の様々な要因もあるそうなのですが、それが最終的には遠方のアメリカに長い間に渡り影響を及ぼしたと言う事です。
『夕焼けが綺麗』と『空が綺麗』 と言うのは一概に一致しなくて、『真逆』の場合も在り得ると言う訳ですね・・・。
No TweetBacks yet. (Be the first to Tweet this post)
関連する他のオススメ記事
同じカテゴリー内の記事←前 光と色の三原色 |
|
どうせ買うなら安心の専門店で! |















