チャンスと言うのはいつやって来るのかは、誰にもわかりません。
そしてそのチャンスと言うのは、掴めなければあっと言う間に消えていくもの・・・。
そのチャンスを捉まえた人にはまた別のチャンスが次々とやってくるもので、そうでない人には次のチャンスは果たして来るのでしょうか・・・?
『ワーキング・ガール』と言う映画を見た事があるでしょうか?
恋愛的な要素もありますが、基本的には主演のメラニー・グリフィスが演じるヒロインのテスのビジネスでのサクセス・ストーリーです。
窮地にたたされたテスは、社長が乗ったエレベーターに乗り込み、エレベーターが到着してドアが開く前までの短い時間に、自分への濡れ衣を解く・・・と言う格好良いプレゼンシーンがあります。
何気にこう言うプレゼンチャンスと言うのは、日常で身近にゴロゴロ転がってはいないでしょうか?
これはいわゆる『ショート・プレゼンテーション』と言う部類に入り、『エレベーター・ピッチ』、『エレベーター・ブリーフィング』、『エレベーター・トーク』や
『エレベーター・テスト』など様々な名前で呼ばれているものがあります。
この名前は映画の様に、実在のシリコンバレーの若手起業家が自分が説得したい相手と同じエレベーターに偶然乗り合わせたフリをし、そのエレベーターがスタートしてから到着するまでの数十秒間のプレゼンでチャンスを切り拓いたと言うサクセスストーリーに由来しているそうです。
と、唐突なフリを、ピンチと焦るか、万全の準備をしていてチャンスとして活かすかは、まさに『あなた次第』な訳です。
いずれにせよ、短い時間で『何を伝えるべき』で『何を省くべき』かは、事前にある程度の練習をしておく必要があるでしょう。
これを当たり前のスキルとして研修に取り入れている企業もあるようです。
このチャンスが活かせれば、いずれにせよ「○○君、さっきの話を後でじっくりともう一度聞きたいんだが・・・。」となるのが必然です。
また、『ナプキン・プレゼンテーション』と言うのを聞いた事があるでしょうか?
別にナプキンでなくても、マッチ箱の裏でも何でも良いのですが、周到に準備したパワーポイントのファイルよりもTPOによっては効果があります。
(名刺の裏が白紙であれば、私的にはそれがお薦めです)
伝えたい相手と休憩などで喫茶店に行った時に、ちょっとしたプレゼンをするチャンスって結構ありませんか?
そこにある”モノ”に書いたりしながらだと、むしろ周到に用意した資料よりも相手は気楽に聞いてくれ、質疑応答がありながらライブ感があるプレゼン資料は意外に効果が高いような気がします。
ちょっと時代に逆行した話ですが、個人的な経験から言うと、タバコを吸う人相手だと喫煙室でのリラックスし且つ妙な仲間意識がある中でのプレゼンは効果抜群です。
いわゆる仰々しいプレゼンの場だと、双方とも気を張ってしまうもの。
だから変化球として、こんなプレゼンのスキルも身に付けば『鬼に金棒』と言う所では無いでしょうか?
こう考えると、少しプレッシャーになるかもしれませんが、毎日はチャンスで溢れかえっていますよね!
お薦めの関連記事
説得したかったら効果的なジェスチャーを使え
『間』の魔力
営業マンはなぜ天気の話をするのか?
プレゼンではマジックナンバー『3』を意識してみよう
図解出来る人はプレゼンで負けない
関連する他のオススメ記事
同じカテゴリー内の記事 |
どうせ買うなら安心の専門店で! |