図解出来る人はプレゼンで負けない
記事のカテゴリー : プレゼンで伝える極意| 人生はプレゼンテーション次第!?
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中々文章や口頭でも伝える事は難しいのに、図を描いたら自分自身もすっきりして、相手にも瞬時に伝わる事って多くないですか?
報告書やメールでも、文章だけだと読むのに疲れちゃって、もっと直感的にパッパッと理解できれば有難い事この上無いですよね?
プレゼンの達人の資料やスライドには、効果的に図やイラストが散りばめられています。
ここではビジネスシーンに多用されていて、効果的に活用できる『図解』の種類にスポットを当てたいと思います。
1)折れ線グラフ
変化を表す鉄板のアイテムです。これは常日頃から慣れ親しんでいるのでは無いでしょうか?
月次や年次の変化を表すシーンでよく登場します。
例えば商品A、B、Cの三つの年次毎の販売数量の生データが下記だとします。
(たまにこんな生データのまま見せられる事もありますが・・・、見せる方としてはもうちょっと工夫したいものです。)
これを単純に折れ線グラフ化したくらいでも、こんな感じで直感的に把握し易くなります。
しかしながらここで注意。
何もこれに縛られる必要は無く、別の切り口での見方は幾らでもありえます。
例えば対前年比で割って成長率をグラフ化すると下記の様になります。
同じデータでさえも、切り口を変えるだけで別物に生まれ変わります。
プレゼンの達人は、自分が落とし込みたい目標に対して効果的に見える切り口で勝負するものです。
商品Bを訴求したいのか、商品Cを訴求したいのかによって、これらのグラフはまだまだ工夫の余地がありそうですね。
2)棒グラフ
絶対値などの比較に効果があります。これは単純な棒グラフですが、棒の部分を商品の画像などに変えでも訴求力がアップしそうです。
多い順にならべてパレート図を作ってABC分析するのにも便利です。
「むむっ・・・全般的に売上数量が少ないエリア3で、商品Cの売上が一番多いと言う事は・・・!」なんて、仮説を立てるのにも役立ちそうですね。
3)円グラフ
各々の割合を表す時に効果的です。先ほどのデータを円グラフにするとこんな感じになります。
今後の事も大事ですが、既に販売した商品Aに対するアフターケアも忘れない方が良さそうですね。
4)ベンチャート
各々の重なり合い、相関を示すのに役立ちます。例えば商品購入の時、ある人は商品Aだけを買うのかもしれませんが、別のある人は商品Bも同時に買っている可能性がある訳です。(後日購入でも良いのですが)
それをベンチャートにすると、こんな感じになります。
「ふむふむ、なるほど・・・。商品Cの購入者のほぼ全てが商品Aを購入しているのか。商品Aの売上は落ち続け、商品Cは上がっている・・・。と言う事は、商品Aの買換え需要で商品Cが売れてきているのか!?エリア3では一体何が起こってるんだ?? 」なんて、仮説思考がスタートしそうですね。
これらの他にもストーリー説明に便利な『フローチャート』、ポジショニングを明確化にする『象限図』、因果関係を分類化するのに便利な『ツリー図』(他にもフィッシュボーン、ネットワークマップ、マインドマップなども同様の効果あり)、バブルチャート、マトリクスチャート、ガントチャート、散布図・・・などなどなど、TPOをに合わせて効果的な図解法と言うのは数限りなくあります。
いずれにせよ、自分のプレゼンをどこに持って行きたいのかを明確にし、それを一番効果的に手助けしてくれる図解法はどれか?、と言う順序で図解を愉快に活用してください。
PS:上のチャートのほとんどはGoogleドキュメントで作成しているのですが、何か最近、激しく進化してきましたね。かなり便利に活用できそうですよ!ますますWEBアプリから目が離せなくなってきましたね!!
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Tags: プレゼン
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