『ブラックライト』とは何とも不思議な名前です・・・。
(何か、ドラえもんの四次元ポケットからでも出てきそうなアイテム名ですね)
勿論、黒く見える波長もありえませんし・・・。
実はこのブラックライトとは、350nmなどの近紫外線を中心波長とした人間の目には見えない『UVライト』の事です。
”ライト”と言っても人間の目には見えない波長なのが、この”ブラック”と呼ばれる由縁なのです。
(明るくならなくても果たして『ライト』って呼ぶべきなのでしょうか?)
(昆虫や鳥などは紫外域の光を知覚する事が出来るので、彼らは「眩しいなあっ!」と言うのかもしれませんね。)
で、何に使われているのでしょうか・・・?
よく使われているのが、室内や車内の内装向けです。
カラオケボックスなどに入って電気を消したら、パッと壁一面にイルカや宇宙の神秘的な絵が出てくるのを見たありますか?
実際には”普通の電気”が消えるとブラックライトが点灯し、紫外域の波長に反応する特殊インキで描かれた絵が浮かび上がってくると言う仕組みです。
その他にもディスコやクラブなど暗い室内で、こんな感じを体験した事は無いでしょうか?
また昔、こんな『見えないインクのペン』って少しだけ流行りましたよね?
(子供用のおもちゃのスパイグッズにもありましたね・・・。)
また偽札の判別にも使われています。
通常は目に見えないものを見えるようにしてくれるライト、それが『ブラックライト』なんですね!
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