夏にはなぜ日焼けをしてしまい、それにより肌が黒くなるのでしょうか?
青い短い波長はエネルギーが高く、これを受けた体は守る為にメラニン色素を生成して対抗します。
このメラニン色素により肌が黒く見え、”日焼けをして肌が黒くなった”状態となるのです。
さあ、ここで問題です。
一日を通して、この紫外線が多い時間帯はいつでしょうか?
答え:(ここをトリプルクリックして下さい)10-14時の間に一日の半分以上の紫外線が届きます。
さあ、では 一年の中では、この紫外線が一番多い時期はいつでしょうか?
答え:(ここをトリプルクリックして下さい)4~6月の間で、その中でも5月がピークになります。
その為、5月の昼前後が一年を通して、実は最も日焼けをしてしまうタイミングなのです!
夏は紫外線自体の量は4~6月に比べると少ないのですが、暑い為、薄着により肌の露出が高くなるので日焼けをする確率が高くなるだけなのです。
また水辺に行く機会が増えるので、水や砂浜からの照り返しの相乗効果で夏は日焼けをし易いのです。
曇りの日でも紫外線の長い方の波長は雲を通過するので日焼けはしてしまいます。
冬でも夏の30%ほどの紫外線が降り注ぐので日焼けをしてしまいます。
紫外線の中でも波長が長いA紫外線などは、窓ガラスを通過するので室内でも日焼けをする可能性があります。
日陰でも反射光や散乱光により日焼けをしてしまうので要注意です。
・・・なぜ夏でもない冬に、スキー場でかなりの日焼けをしてしまうのでしょうか?
冬は紫外線自体の量はさほど多くはありません。
しかし、雪と言うのは紫外線を反射し易く、水などと比べ物にならない程多く、何と90%以上も反射すると言われています!
だから上から下からのダブルの相乗効果で、冬なのにあれほどの日焼けをしてしまうんですね。
・・・と、夏以外も十分に日焼けし易い時期があるので、特にゴールデンウィークの天気の良い日には、肌が白い女性の方はご用心をば!
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