法律により日本では売れない残念なレーザーポインターの仕様
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かつて、粗悪なレーザーポインターは残念な事故や事件を引き起こしてしまいました・・・。
規制の緩い海外では、未だにレーザーポインターで事故や事件が起きていて、どんどん規制が必要と叫ばれています・・・。
消費者の安全を守る為に、レーザーポインターの関連では『消費生活用製品安全法』と言うのがあります。
その中で、レーザーポインターは『携帯用レーザー応用装置』として、『特別特定製品』に分類されています。
そこでは様々な必要な条件が設けられていて、実は本来有用である仕様も、その狭間で身動きが取れなくなっていると言う事実もあるのです・・・。
1.軽いレーザーポインターの禁止
法律では電池を入れて『40g以上の重量』が必要とされています。
技術的にはこれよりも軽量なレーザーポインターは実現出来るのですが、これにより残念ながら制限を受けてしまっています。
2.短いレーザーポインターの禁止
法律では『8cm以上の長さ』が必要とされています。
また基本的に電池は2本以上必要(若しくはそれ相当)とされているので、電池1本で駆動させるのも技術的に可能なのですが、これにより残念ながら制限を受けてしまっています。
3.小さいレーザーポインターの禁止
法律ではボタン電池の使用が禁止されています。
ボタン電池を使えば、小さいレーザーポインターが出来るのですが、法律により基本的には筒型乾電池2本分よりも小さいレーザーポインターは絶対的に作る事が出来ないのです。
下記は直接的には謳われていないのですが、電池の種類や本数の制限がある為に、間接的に制限を受けてしまっています。
4.薄いレーザーポインター
ボタン電池が使用できない、物理的に筒型電池の厚み以下に薄く出来ない事から、薄いレーザーポインターと言うのは実現できません。海外では流行しているのですが、PCカードタイプなどのPCスロットに入る様なレーザーポインターは日本では販売出来ないのです。
玩具の様なレーザーポインターが事故や事件を起こした為、その様な粗悪なレーザーポインターをスクリーンアウトする為に出来た条件なのです。
しかしながら、有用なレーザーポインターで、その様な仕様が必要とされるものもあるので・・・、どうにかならないかなと悩む今日この頃です・・・。
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