言葉だけで伝えようとすると限界がありますよね?
図もそんな時に便利なのですが、意外に『数式』で表すと言うのも便利なのですよ!
単純な四則計算、等号や不等号などだけでこんな風に直感的に理解が出来る様になるのです。
「・・・え~っ、であるからにして、会社に貢献する為にはどの様に営業利益を上げるかであって・・・(中略)・・・効果的な商品戦略が必要になるのです。」
これを例にとって考えて見ましょう。
営業利益とは下式で表す事が出来ます。
営業利益 = 粗利益 - 販管費
ですから、売上利益を上げる為には粗利益を上げるか、販管費を下げれば良い訳です。(若しくはその両方)
じゃあ、粗利益を上げる為にはどうしたら良いのでしょうか?
粗利益は下式で表す事が出来ます。
粗利益 = 売上 - 仕入れ
前式と同じ様に、粗利益を上げる為には売上を上げるか、仕入れを下げれば良いのです。(若しくはその両方)
じゃあ、売上を上げるのにはどうしたら良いでしょうか?
売上を幾つかの式へと変換してみましょう。
売上 = 商品Aの売上 + 商品Bの売上 ・・・
= 顧客Aの売上 + 顧客Bの売上 ・・・
= 1月の売上 + 2月の売上 ・・・
まだまだ他の式にも変換できるでしょうね。
一番上の等式の様に『商品Aの売上+商品Bの売上+・・・』となるので、商品Cや商品Dを開発して1つでも売れれば、単純に考えると売上は上がりますよね?
また売上を上げるだけであれば、二番目の等式の様に顧客Cや顧客Dを増やしていけば良い訳です。
どうですか?
言葉の説明だけよりも、何か理解が増した様な深まった様な気になりませんか?
相手にもっと伝えられる様な気がしませんか?
まあ、例がちょっと簡単過ぎたかもしれないのでピンと来ないかもしれませんが。
次に等号や不等号を使って、買い物をした時の心の動きを表してみましょう。
購入者の負担 = 商品の実際
ここでの『購入者の負担』とは、お金の支払い以外も含んだ『負担』です。
つまり、こんな感じです。
購入者の負担 = 支払った金額 + 買う為の手間
上の『買う為の手間』には、例えばそこに行くまでの時間とか電車賃とかが含まれる事になります。
『購入者の負担=商品の実際』の場合、特に何も生まれません。
買い物では良くある当たり前の事で、特に記憶にも残らないでしょう。
購入者の負担 > 商品の実際
この場合、何が生まれるでしょう?
・・・そうです、 『クレーム』や『不満』です。
ネガティブな印象と言うのは記憶に深く残ってしまいます。
購入者の負担 < 商品の実際
この場合、何が生まれるでしょう?
・・・そうです、 『感動』です!
この感動により、その商品、若しくはそのブランドの商品をまた欲しくなるのです・・・。
数式を活用すると効果的に理路整然と説明する事が出来ます。
後でレビューする時も、文字でつらつらと書かれているのよりも断然見易い為に、記憶に強いインパクトを与える事が出来るでしょう。
このテクニックも、是非試してみてくださいね!
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