レーザーポインターでiPodの音楽が空を飛ぶ
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21世紀は光の時代で、その中でも代表的なアプリケーションが『光通信』です。
今使っているインターネットも、レーザーによる光通信の実現がされなかったなら、昔の様に遅い通信速度でページを飛ぶ毎にイライラとし続けていた事でしょう。
まあ、簡単に言えばそれと似た様な原理です。
この実験では、iPodの音楽をレーザーポインターで伝送し、遠くのスピーカーを鳴らしているのですが、やっぱり不思議です・・・。
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まあ冷静に考えると、今、当たり前の様に使われているワイアレスマイクも不思議です。
音の情報が電気信号に変換され、電波にのって遠くのスピーカーまで運ばれて音が再生されているのですから。
この実験の場合はiPodから出た音楽の電気信号を増幅してから変調し、レーザーポインターの出力を増減させた信号を空間伝送し、それを受光部側で電気的に増幅してから音楽へと復調しているだけなのです。
これで使われているレーザーポインターでどれくらいの距離の伝送が可能かはわかりませんが、市販品では数百メートルも伝送が可能なものもあります。
電波での通信と異なり、レーザーは指向性が高いのでその一直線上じゃないと盗聴できないと言う安全性のメリットがあります。
しかしながら光で空間に信号を送っている為、途中で何らかの遮蔽物があってしまうと届かないと言うデメリットもある訳です。
TPOによっては「これだ!」と言う使い道があるかもしれませんね。
『レーザー電話』ってのも面白いかもしれませんね。
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Tags: iPhone/iPod, 音楽
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