レーザーの応用の一般的な代表なイメージは破壊的なものでは無いでしょうか?
TVや映画の世界ではレーザーガンの様な兵器が良く見受けられ、それで撃つと目標物が燃え上がったり、ボーンッと爆発したり・・・。
・・・と、そんなのとは異なり、平和的に有効活用されているレーザーの応用は『加工』、『レーザー加工』なのです。
これは1/16インチ(約1.6mm)厚のアルミ板をレーザーで切り抜いている動画です。
波長1,075nmで2,000Wクラスのファイバーレーザーのヘッドが、中でロボットにブンブンと振り回されて加工しているのです。
加工の深さ方向の制御は出力やパルス数を変更する事により可能です。
この波長での加工は『熱プロセス』になるのですが、出力を強くしての『切断』や出力を弱くして表面に彫り込みを入れる『マーキング』など、アルミだけでなく鋼鉄や銅になどにメタル加工する事が出来ます。
物理的手段と比べ非接触なので刃が悪くなったりする事も無く、レーザー光を絞り込めば繊細で複雑な加工でも簡単且つ正確に行えるのです。
・・・凄いですね。
こんなんじゃ、近未来は人間の仕事が無くなっちゃうかも。
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