最近はますますエコに注目が集まっていますね。
来年は温室効果ガス排出の『見える化』である『カーボンオフセット』の元年とも言われており、更にエコに対する注目に拍車がかかるのは間違いありません。
因みに、地球の力を利用して発電するのは都心部では『太陽光発電』が主流ですが、郊外の広い所になると風車を利用した『風力発電』も有力な候補だと言うのを知っていますか?
太陽は周期的な一定な動きがあるので、太陽光を受け取る為のパネルを効率的に固定するのは然程難しくはありません。
しかし風の流れは時間毎にランダムに変化してしまうのでそうはいきません。
そこでその風をキャッチするのに活躍するのが、またしても我らがレーザーな訳です。
下記はCatch the Wind Inc.が開発した『Vindicator Laser Wind Sensor』のPRビデオです。
これを利用すると風を受ける効率が10%アップし、しかもメンテナンスコストが10%ダウンすると言う事ですが・・・。
使われている光源は『ファイバーレーザー』で、そしてそのファイバーレーザーで『LIDAR(ライダー)』をやる訳です。
『LIDAR』とは『Light Detection And Ranging』の略称で、レーザーを使ったレーダー、簡単に『レーザーレーダー』と言った方がピンとくるかもしれません。
レーザーを飛ばして物体に当たった散乱光をカメラなどで取り込み観測をしているのです。
普通のいわゆる『RADAR(Radio Detection And Ranging)』は同じ電磁波の中でも光では無くもっと波長の長い『電波』を使って、その電波を『アンテナ』で受信していると言うのが違いになります。
LIDARで風を感知し、そのデータを分析する事で、風の方向やスピードを予測したりして角度が効率的になる様にフィードバックするのです。
風などの流体や液体の流れの可視化と言うのは案外難しく、レーザーと言う強力な光源が無ければカメラなどの機械であっても見る事は難しいのです。
こう言うエコな世界でも活躍して欲しいですよね。
闘え、LIDAR!明日の為に!!
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