日本も不景気の真っ只中ですが、ギリシャでも社会情勢が不安定な局面をむかえています・・・。
ギリシャ全体の失業率は10%弱ですが、24歳以下の若年層の失業率は25%にも上っています。
行き場を失った若者達は『Anarchy(アナーキー)』と呼ばれ、破壊活動を繰り返しては、警官との衝突が日常茶飯事の無秩序な状態な状態に陥っているようです・・・。
この殺伐とした社会背景の中、今回の暴動は15歳の若者が警官に射殺された事により始まってしまいました。
元々は大勢の若者がパトカーを取り囲み、投石などで攻撃したのに対して警官が反撃をしたと言う事なのですが・・・。
そして失業などで日々不満を募らせていた若者達はこの事件をキッカケに、アテネ市内から拡大し、前代未聞の大規模な暴動へと発展させてしまったのです・・・。
これはその暴動の最中、何者かが警官に対してレーザーポインターで攻撃している決定的な瞬間を捉えています。
いやはや、爆発やら炎やら、映画の様なともかく凄まじい暴動の1シーンですね・・・。
恐らく、100m程の距離から100mW程のハイパワーレーザーポインターで警官の視覚を攻撃しているのでしょう。(しかもグリーンレーザーポインターですよ!)
別の記事これが対人レーザー兵器だ!でも紹介していますが、いわゆる『Blinding Laser Weapon (BLWs) 』ですね。
どんな事由であれ争いは新しい哀しみを生んでしまい、この様な負の連鎖の拡大を断ち切るのは並大抵の犠牲では済まない事でしょう・・・。
そして、こんな哀しい目的に我らがレーザーポインターを使って欲しくないものですね・・・。
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